レーザー脱毛はどうやって脱毛しているのか

ムダ毛の処理に掛かる手間や時間、それにトラブルからも解放されるのがレーザー脱毛です。しかし、どうしてレーザー脱毛を行うとカミソリなどでの自己処理とは異なって毛が次第に生えてこなくなるのか、その仕組みについて簡単に説明します。

 

まず、レーザー脱毛というのは名前から想像できるようにレーザーを用いているのですが、このレーザーというのは波長によって性質が異なります。脱毛に用いられているレーザーというのは皮膚には反応せずに黒い色素に対して反応するように波長が調整されています。

 

黒い色素に対して反応するようになっているのは、一般的な日本人の体毛が黒いからであり、体毛が黒くないと上手く効果が無いです。それでは黒い色素がレーザーに反応するとどのような事が起きるのかというと、熱を発生させてその熱で毛根部分にある細胞にダメージを与えています。

 

毛根の細胞にダメージを与えているからこそ、一般的なカミソリなどとは全く異なって毛が弱って細くなったり生えてこなくなってくるのです。日本で受ける事が出来るレーザー脱毛というのは説明から分かるように一般的な日本人に合わせて調整されたものであり、もし外国人が日本で脱毛しようとする場合は肌の色や毛の色によっては同じようには受ける事が出来ないので注意が必要です。

 

また、もしも白髪が交じっていると、白髪の部分に対しては効果が無いので、白髪の部分は別の方法で処理をしなければならないです。普段自宅でムダ毛をセルフケアをしている方にとって、特に注意しなくてはいけないのが脇やアンダーヘアなど色素沈着が起こりやすい部位のムダ毛の処理です。

 

この部位は主にデリケート部位と呼ばれており、他の皮膚が厚くあまり肌荒れをしにくい部位とは違って皮膚が薄く少しの刺激でも色素沈着による黒ずみになってしまう危険があるので、敏感肌の女性は特に気を付けてお手入れを行う必要がありました。そこで繰り返し行うセルフケアを行うよりも、お手入れ自体が必要なくなる永久脱毛ケアが行えるレーザー脱毛が注目されています。

 

レーザー脱毛とは医療機関で使用されている脱毛機器で、エステサロンや脱毛サロンで採用されている光脱毛よりも更に高い脱毛効果があり、レーザー脱毛によって毛根の毛乳頭を破壊してしまう事で、ムダ毛が再生されずムダ毛が生えてこない永久脱毛の状態に仕上げることが出来ます。

 

医師による診察や肌質のチェックによって、どのような肌質の方でも安全にお手入れを受けることが可能ですし、脱毛効果が高いことで少ない回数、少ない期間で脱毛を完了させることが出来るので、何度もサロンに通うのは面倒に感じている方は医療クリニックで集中的に施術を受けることで永久脱毛を完了させることが出来ます。

 

ただ医療脱毛を提供しているのは、通常の皮膚科ではなく美容皮膚科になりますので、事前に美容皮膚科が自宅近くにあるのか情報サイトを参考にして探しておくことが大切です。脱毛をするにはいつくか方法があり、医療機関で行なうレーザー脱毛もそのひとつです。

 

レーザー脱毛は、脱毛サロンなどとは異なり、免許のある医師が使用できるレーザー機器での施術で、脱毛効果の高さが大きなメリットです。脱毛効果が高い以外にも、万が一肌にトラブルがあってもケアをすることができます。

 

レーザー脱毛は医師のみ利用できるレーザー機器を使用するため、万が一肌にトラブルが発生しても医師に診察してもらえて薬も処方してもらえます。また、免許のある医師がレーザー脱毛機器の出力を調整して照射するため、安心して脱毛を任せることができます。

 

また、レーザー機器での施術は毛穴がふさがるため毛穴が引き締まり、最終的には綺麗な肌になると言われています。多少時間はかかっても、全く脱毛効果が得られないということはレーザーでの脱毛の場合はありません。

 

脱毛サロンなどでは脱毛効果に個人差があり、効果がない場合もあり得ますが、レーザーではどんなに剛毛な場合でも最終的には綺麗な肌になるため、脱毛効果にムラがないこともメリットのひとつです。

 

費用は脱毛サロンの光脱毛と比較すると高額に感じますが、使用するレーザー機器の特徴から一度に広範囲の脱毛が可能で、施術に通う回数が光脱毛よりも少なくて済み、脱毛効果が高いため、最終的には光脱毛での施術と変わらない費用になると考えることができます。

 

レーザー脱毛は出力が強いため脱毛効果も高いのですが、個人差はありますが施術時に輪ゴムではじく程度の痛みを感じることはあります。痛みは肌が乾燥していると感じやすくなるため、施術の前には保湿することで解消できますが、どうしても痛みに耐えられない場合は、出力を弱めたり、皮膚の表面に塗る麻酔クリームや鎮静剤などもあるため、クリニックに相談すると解決します。

 

ムダ毛の処理方法はさまざまあります。自宅でできるムダ毛処理は、費用が安く済み手軽な反面、肌へのトラブルが大きくなるリスクがあります。例えば、カミソリ処理は、皮膚も一緒に剃ってしまうことで処理後に肌が白っぽくなったり、毛先が皮膚に埋まってしまう埋没毛などのトラブルになりがちです。

 

きれいに脱毛するなら、専門機関での施術がおすすめです。肌へのダメージが少なく、ムダ毛の処理間隔も長くなるからです。医療機関で主流となっているのがレーザー脱毛です。レーザー脱毛は医師のいるところでしか使用できない方法です。エステサロンなどで行われる脱毛方法とは違います。

 

レーザー脱毛は、レーザーを照射することで毛乳頭や毛母細胞を破壊します。そのことで、毛が生える元がなくなり脱毛に至ります。ただ、毛には毛周期があります。毛が伸びて成長する成長期、成長が止まる退行期、毛が抜け落ちる休止期があります。

 

このうち、レーザー脱毛の効果があるのは成長期の段階の毛です。レーザーを照射した成長期段階の毛は、1~2週間で抜け落ちますが、成長期に合わせて施術することで脱毛に至るので、一度に施術は完了しません。

 

ですから、2か月に1度程度の間隔で医療機関に通う必要があります。施術する部位や個人差はありますが、1年から1年半ほどで毛が生えてこない状態、または産毛のような目立たない毛になっていきます。

 

自己処理するより、仕上がりがきれいになるのがメリットです。レーザー脱毛はとても人気のある施術ですが、全く痛みがないわけではありません。一般的な感じ方としては、ピリッとした痛みであると表現されたり、肌の上で輪ゴムをパチンとはじいたような刺激だと言われています。

 

どちらにしても、直接ムダ毛を引き抜く方法と比べればはるかに優しい方法であり、痛みに弱い人でも十分に耐えられるレベルです。どうしても耐えられそうにないという場合には、医療機関ですので麻酔を使用することもできます。

 

麻酔を使用すれば痛みはかなり緩和されますので、施術時に不快な思いをすることもありません。レーザー脱毛の痛みが光脱毛よりも少し強いのは、照射される光の出力が大きいためです。強い光を当てることで毛根にある毛母細胞の働きに大きな影響を与えることができますので、永久効果も高くなります。

 

レーザー脱毛なら、光脱毛よりも少ない回数で済むというのはそのためです。また、1回あたりの効果も高いので、施術を受けるたびに変わっていくことを実感できます。このように優れた効果を持つレーザー脱毛ではありますが、最近はとてもリーゾナブルになってきていますので、トータル費用としては光脱毛と大差ないレベルになっています。

 

費用的な面が変わらないなら短い期間で満足のいく結果が得られるレーザー脱毛の方が効率が良いといえますが、施術の方式ごとに様々な特徴がありますので、あとは施術を受ける側が何を求めるかによってどの施術が合っているのかを考えることが大切です。

 


毛の処理:VIO脱毛体験談 - 2014.6.5 SasakiAsahiVlog