アトピー肌でもレーザー脱毛できるのか
レーザーを当てるだけで永久脱毛ができるのがレーザー脱毛です。エステの光脱毛に比べて威力が強いため、本当の意味での永久脱毛が可能と言われています。威力が強いとなると肌への負担が気になるところ。
アトピー肌の方でも脱毛できるのでしょうか。一般的に言って、レーザー脱毛をできるのは健康な時だけです。レーザーが破壊するのは毛母細胞だけですが、肌が弱っているとレーザーによってダメージを受ける可能性があるからです。
そのためアトピーの状態によっては照射できないこともあるのです。具体的には炎症を起こしている場合や傷跡がシミのように色素沈着している場合には、レーザー脱毛できないことが多いです。
炎症を起こしている場合はその炎症がひどくなる可能性がありますし、シミとなってしまった場合、そこにレーザーが反応して火傷の恐れがあるからです。ただ、そうでなく炎症が治まっている状態で医師のオーケーがあれば照射できることも多いのです。
実はアトピー肌の方こそレーザー脱毛するべきです。というのはカミソリや毛抜きを使った自己処理では肌に大きなダメージを与えます。それに比べてレーザー脱毛が肌に与えるダメージは少ないですし、それに一旦ツルツルになればその後ムダ毛処理の必要がなくなるので、肌へのダメージを防げるからです。
自分はアトピーだから脱毛は無理と諦めずに、まずは担当医に相談してはいかがでしょうか。オーケーがもらえるかもしれません。脱毛したいのは女性だけではありません。体毛が濃いのは男性の象徴ですが、現代日本においてはあまりにも体毛の濃い男性らしい容姿は残念ながら好まれない傾向にあります。
そこでムダ毛に悩む男性向けの脱毛コースや脱毛サロンも登場しているのです。男性の脱毛箇所で人気なのがひげです。あまりにひげが濃いとその部分が青く見えて気持ち悪いですし、朝剃っても夕方にはもう伸びていることもしばしば。そこで脱毛して毛量を減らそうというわけです。
脱毛となるとエステの光脱毛とクリニックのレーザー脱毛になりますが、男性のひげ脱毛でしたら圧倒的にレーザー脱毛がおすすめです。というのは男性のひげは濃いので、光脱毛では威力が弱くてなかなかお手入れが進まない可能性が高いからです。もちろん何回も地道に通うことでお手入れは進みますが、できれば早く終わらせたいものでしょう。
となるとやはり威力の強いレーザー脱毛がいいのです。それ以外にレーザー脱毛をすすめる別の理由があります。それが麻酔です。ひげ脱毛は痛いです。いくら男性の皮膚は女性よりも厚いとは言っても顔の皮膚は敏感です。それに加えて男性のひげは太くて強いので照射の際に痛みを伴うのです。
威力が強いレーザー脱毛の方が痛みは強いわけですが、医療機関なので麻酔が使えるメリットがあるのです。もちろん麻酔とは言っても表面麻酔や笑気ガス程度ですが、痛みに弱い方にはこの麻酔が使えるのは大きなメリットとなるはずです。
全身脱毛でツルツルにするのにエステは3年かかるところ、クリニックでのレーザー脱毛なら1年で終わると言われています。この違いは何なのでしょうか。簡単に言うと光の種類と強さです。エステもクリニックも光を使ってお手入れを進めます。
黒い色に反応する性質を利用して、肌内部の毛母細胞だけにダメージを与えるというわけです。ただ、エステの光脱毛の方が光が弱いのでダメージを与えるにとどまります。それに対してレーザー脱毛は光が強いので、毛母細胞を完全に破壊できるため短期間で脱毛が完了するのです。
ただ、威力の強いレーザーでもツルツルにするのに1年もかかるのはなぜなのか。それは毛の性質が大きく関係しています。体毛にはサイクルがあります。生えてから成長して抜け落ちるという一定のサイクルがあり、これを毛周期と呼びます。光が効果があるのがこの毛周期の中でも成長期の毛だけなのです。
つまり照射した部分の毛が全て成長期ということはあり得ないので、間隔をおいて何回か照射する必要があります。そのため効果が高いと言われるレーザー脱毛でも1年ほどかかるのです。レーザー脱毛が優れているもう一つの点が種類がいくつかあって、それぞれの毛質、肌質に合わせて選べる点です。光脱毛は黒い色に反応するため黒人の方には不向きです。
しかしレーザー脱毛であれば、黒人方の肌でも照射できる種類があります。このように、肌の色や毛の色を気にすることなく脱毛できるのです。レーザー脱毛でツルツルの肌をゲットしたい、春くらいから始めればいいかなという考えは甘い。遅くても冬から取り掛かりましょう。
レーザー脱毛はいくら効果が高いとは言っても、1、2ヶ月でツルツルにするのは不可能です。気が早いようですが、できれば秋から、それが無理でも遅くても冬から開始すべきです。秋から冬が脱毛開始ベストシーズンなのは毛周期だけが理由ではありません。毛周期とは毛の生え代わりのサイクルのこと。
つまりこのサイクルに合わせて照射しないといけないため、1、2か月など短期間で終わらせることは物理的に不可能なのです。それに加えて秋から冬という季節にも注目です。夏が終わって秋、冬となると徐々に気温が下がって寒くなります。と同時に紫外線も弱くなるのです。
脱毛期間中の禁止事項の一つに日焼けがあります。レーザーが黒い色に反応するため、日焼けした肌では内部のメラニン色素に反応して火傷などの肌トラブルの恐れがあるためです。秋や冬は紫外線が弱くなるので夏場に比べてUVケアが楽です。
紫外線のこともあって、秋から冬が脱毛のベストシーズンと言われているのです。ただ冬ともなると寒いです。レーザー脱毛で全身脱毛となるとほぼ全裸で施術が進みます。いくら空調が効いていると言っても寒いのは確実です。
クリニックでも色々な対処はしてくれるはずですが、これで風邪をひいては大変なので、普段から代謝をよくするような健康的な生活を心掛けるといいでしょう。夏になると、デリケートゾーンがかゆくなるので、外出中は気になって仕方なくなるという女性は多いですが、人前でかきむしるわけにもいかないので、何とかしたいところです。
デリケートゾーンは一年中下着でおおわれているため、夏は特に蒸れやすく、汗や雑菌がたまって、かゆくなったり、ニオイが発生しやすくなります。かゆみ止めクリームを塗っても、また時間が経てばかゆくなってしまうので、レーザー脱毛で余分な毛をすべてなくして、清潔な状態にすることをおすすめします。
デリケートゾーンの周辺には、ムダ毛がたくさん生えていますが、美容外科や皮膚科でVIOライン脱毛を受ければ、ツルツルの肌にすることが出来ます。余分な毛がなくなると、そこに汗や雑菌がたまりにくくなり、かゆみやニオイを抑えることが出来るので、デリケートゾーンの悩みを解消することが出来るでしょう。
レーザー脱毛でVIOラインのムダ毛を処理すると、かなりの痛みがあるように感じますが、美容外科や皮膚科では麻酔を使えるので、施術中は何も感じることがありません。それにレーザー脱毛は毛根には強いダメージを与えますが、皮膚を傷つける心配はないので、安心して任せるようにしてください。
湿疹や吹き出物などの肌荒れが起きる心配もありませんし、たとえ起きたとしても、クリニックではすぐに治療を行うことが出来ます。施術後は、清潔な肌に生まれ変わりますから、デリケートゾーンの悩みがある方は、レーザー脱毛を受けるようにしましょう。
